【移住をお考えの方必見】とちぎ秋まつり2024体験レビュー|栃木の秋を堪能できる伝統行事ってどんな感じ?

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「とちぎ秋まつりの雰囲気を実際に体験してみたいけど、どんな感じなんだろう?移住先の文化を知りたいし、栃木の秋の魅力も感じてみたい!」という方、多いのではないでしょうか。

とちぎ秋まつりは、歴史と風情がたっぷりの秋の恒例行事で、県内外から多くの人々が集まるイベントです。実は、移住を考えている方にも、地域文化や生活の雰囲気を知ることができるとっても魅力的なイベントです。

この記事では、とちぎ秋まつり2024の見どころや伝統的な山車や屋台、そして会場で感じた秋まつりの魅力を体験レビューを交えながらご紹介します。

 

とちぎ秋まつりとは?歴史と魅力を知ろう

とちぎ秋まつりの歴史

とちぎ秋まつりは、2年に一度11月に絢爛豪華な江戸型人形山車等が蔵の街を練り歩く、栃木市最大の秋のお祭りです。令和6年度は11月1日(金)・2日(土)・3日(日)で行われました。ちなみに初日は例年「こども山車まつり」といって、市内の小学3・4年生が山車をひくイベントが開催されます。子どもにとって良い経験になりますよね。

起源は江戸時代末期にさかのぼり、地元の商人たちが地域の発展と繁栄を願い、各地から人々が集まって行ったことに始まるとされています。当時の風景を思わせる絢爛な山車(だし)が町を練り歩き、今でもその伝統が息づいています。この祭りは単なる観光イベントではなく、栃木の誇りとして地域の方々に愛され続けており、毎回びっくりするほど多くの人が集まります。正直、栃木市ってこんなに人がいたんだ?って思うほどです。

 

東京日本橋との繋がり

諫鼓鶏この記事のために歴史を調べていると、なんと東京の日本橋とのつながりが出てきました。私自身も日本橋でカフェを経営してから栃木に移住してきたので、なんだか時代を超えた親近感を覚えました。ここで少しだけ真面目に歴史に触れてみます。

 

山車の起源についてお話しすると、とちぎ秋まつりの山車は、明治7年(1874年)に栃木県庁構内で行われた神武祭典で初めて登場しました。

東京日本橋から山車を購入したのは、倭町三丁目が町内所有の山王祭出御の「静御前」の山車を東京日本橋から手に入れたのがきっかけです。これがとちぎ秋まつりにおける山車のルーツとなりました。

江戸文化の影響も強く受けています。東京日本橋から購入された山車は、江戸の文化や技術を色濃く反映したもので、これによってとちぎ秋まつりは「江戸の粋」を継承する祭りとしての性格を持つようになりました。

また、人形師の関与もあります。明治26年(1893年)には、東京日本橋本石町に住む人形師・三代目原舟月が、万町一、二、三丁目のために三国志の人形(劉備玄徳、関羽雲長、張飛翼徳)を製作しました。これは東京の職人技術がとちぎの祭りに直接取り入れられた例です。

このように、山車の購入を契機に、栃木の各町でも山車への関心が高まり、地元の大工や人形師による山車制作が活発になりました。これが現在のとちぎ秋まつりの多彩な山車の基礎となっています。「とちぎの山車祭りの名目は、当初神武祭となっていました。その後、神明宮・招魂社祭典を主軸に、会議所の祝典やご大典奉祝祭に巡行してきました。昭和12年(1937)の市制施行祝賀を境に、だいたい5年毎に開かれるイベントに姿を変え、現在では隔年開催で行われるようになった様子です。このように、とちぎ秋まつりの山車は、その起源と発展をみると東京日本橋と深い関連性があることがわかります。東京から直接購入された山車や、東京の職人による人形制作など、江戸文化の影響を大きく受けながら独自の発展を遂げたことがよくわかりますね。

参考HP:
https://www.tochigi-kankou.or.jp/akimatsuri/about/
https://www.tochigi-city-kura-navi.jp/feature/page.php?id=9

とちぎ秋まつりの特徴と人気の理由

山車1とちぎ秋まつりが多くの観光客を魅了する理由の一つは、見事な山車(だし)と、その周りを賑やかにする屋台です。華やかで力強い山車は、職人の技が細部にまで詰まっており、来場者の目を楽しませまてくれますよ。それに加えて、地元の人たちの温かい交流が感じられるのも、この祭りならではの魅力です。他の都市の祭りではなかなか味わえない、栃木の秋を心行くまで楽しめるとちぎ秋まつりは、地域の伝統と文化を体験するのにぴったりな機会になっています。

 

 

 

とちぎ秋まつり2024年の見どころ

メインイベント

2024年のとちぎ秋まつりも、例年通りの歴史ある山車の行進がメインイベントとなります。日没と共に山車がライトアップされる瞬間はとても幻想的で、多くの人々がその美しさに足を止めます。祭りは週末を中心に行われ、昼間の伝統的な行列から夜のライトアップまで、朝から晩までたっぷり楽しめるスケジュールになっています。

 

山車や屋台を楽しむポイント

伝統的な山車の魅力

獅子頭

獅子頭

とちぎ秋まつりの主役ともいえる山車(だし)は、職人たちの手による繊細な彫刻や色鮮やかな装飾が見事です。それぞれの山車には地域の守護神や伝説の英雄が描かれており、デザインはどれ一つとして同じものはありません。地元の職人が代々受け継いできた技術の粋が詰まったこれらの山車は、まさに栃木の誇りです。町をゆっくりと巡る姿は祭りのハイライトであり、観覧者にとって忘れられない光景になるでしょう。

 

 

ぶっつけ

ぶっつけ

ぶっつけ

「ぶっつけ」は、祭りの最大の見どころです。複数の山車が向かい合い、お囃子を競い合う熱気あふれる場面です。調子がずれた山車が道を譲るのがルールです。太鼓や笛の音が激しくぶつかり合い、観客を魅了します。頭(リーダー)同士のあうんの呼吸で行われる、提灯を手にした曳き手たちの熱演と、豪華絢爛な山車の競演は、江戸の粋を今に伝える圧巻の光景ですよ!

 

 

豊富な屋台や展示

とちぎ秋まつりでは、山車だけでなく、祭りの会場に並ぶ屋台も楽しむことができます。会場となる蔵の街大通り沿いのお店だけはもちろんのこと、市内の有名店や個人店などが魅力的なメニューを販売していますよ。もちろん定番のわたあめ・射的・スーパーボールすくいなどもあります。今回は「ワッフル」「台湾鶏排(ジーパイ)」「出来立てわらびもち」を食べました。なぜか子どもはかき氷(チョコミント味)をチョイス。確かに11月にしてはちょっと暖かい日でしたが、11月だよ?本当にいいの?って確認しましたが、まぁ聞かず。結果的に震えながら食べてました(;・∀・) 

ワッフル

ワッフル

ワッフル

台湾鶏排

 

 

 

 

 

 

江戸からくり人形実演

江戸からくり人形実演

自衛隊

自衛隊車両の展示

 

 

 

 

 

 

(番外編)乗り換えなしで「栃木 ⇔ 羽田」 !?

栃木⇔羽田空港

こんなチラシをみかけました!

これが実現したら栃木爆上がり案件ですよねっ!

2031年といわず是非是非前倒しでお願いしますっ!JRさんっっ!!

 

 

 

 

 

移住検討者にとってのとちぎ秋まつりの魅力

地域とのふれあいを感じられるイベント

とちぎ秋まつりは、栃木の人々との交流を通じて地域の温かさを感じられる絶好の機会です。地元の人々が協力し合って盛り上がるこの祭りは、県外からの移住希望者にも親しみやすく、地元の生活を実際に垣間見ることができます。祭りを訪れることで、日常生活での人との関わりや地域のコミュニティの活気を実感できるでしょう。

 

栃木の暮らしや文化を知るきっかけに

とちぎ秋まつりは、移住を考えている方にとって栃木の文化や日常生活を深く知る良い機会です。祭りの場で出会う伝統文化や人々の温かさを感じることで、移住後の生活のイメージが湧きやすくなります。また、栃木の四季折々の行事や風土を直接体験することで、この地域の魅力を肌で感じることができます。是非、移住を検討されている方は実際に足を運んでみてくださいね(^-^)

 

会場アクセスと駐車場情報

便利なアクセス方法

今年はもう終了してしまいましたが、とちぎ秋まつりの会場は、公共交通機関を利用してアクセスが簡単です。栃木駅・新栃木駅から祭り会場までは徒歩圏内で、会場周辺にはシャトルバスも運行されているためスムーズに移動できます。さらに鉄道やバスでのアクセスも充実しており、栃木県外からも訪れやすい立地です。

 

駐車場の位置と混雑予想

アクセスマップ自家用車で訪れる方は、祭り会場周辺の指定駐車場を利用するのがおすすめです。2024年は会場周辺が有料駐車場になりました。イオンや栃木市運動公園から20分間隔でシャトルバスが出ていました。シャトルバス乗り場の駐車場は無料なので事前に駐車場情報を確認し、混雑を避けることでスムーズに祭りを楽しむことができます。祭りを満喫するためにも、交通情報のチェックはお忘れなく。

 

まとめ:栃木の暮らしを感じられる秋まつり

とちぎ秋まつりは、栃木の歴史と文化、そして地域の温かさを肌で感じられる貴重なイベントです。この祭りを通して、移住を考えている方も地元の魅力を存分に感じ取ることができるでしょう。歴史的な山車の行進や地元ならではのグルメを楽しむことで、栃木での新たな生活のワクワクするイメージが広がるはずです。

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